インド料理はカレー以外も!【世界頂グルメ】に出た屋台飯を全部紹介!!

アジア

2024年4月17日よりレギュラー放送が始まった【世界頂グルメ】

私は以前に特別番組として放送されていた「世界未開グルメ」の時から、この番組が好きで見ていましたが、ついにレギュラー番組に!!

今、世界ではどんな人がどんな飯をどんな想いで食べているのか?
地元メシを頂きその国を知り、言葉の壁を超え世界中の人たちとつながることを目指す!
が番組のテーマです。

そして初回の放送は・・・
・人口世界一の屋台大国インド
・美食大国フランス
・世界2位のメジャーリーガー輩出国ドミニカ共和国

3カ国の「地元メシ」を大捜索!!

今回はその中からインドをpickup!

フランスの記事は☞こちら
ドミニカ共和国の記事は☞こちら

日本から直行便で10時間!
人口が14億人を突破し、昨年中国を抜き人口世界一位になったインド。

世界的企業のトップに続々就任するなど急成長が止まらないインドですが、人がい〜っぱいの込み込みした屋台や市場も健在!

学生さん、散髪屋さん、耳かき屋さんも会社の社長さんも、みんな屋台グルメがお好きなようです。

そんなインド人に人気の首都・デリーの地元メシ!カレーはもちろんですが、インド料理はカレー以外もあるんです!

【世界頂グルメ】初回放送で、槙野智章さんが現地で食べてリポしたインド料理を、全部まとめました!ぜひ最後まで読んでくださいね!

インド料理はカレー以外もある!屋台で槙野智章が「バリうめぇ!」バター丸ごと【ブレッドオムレツ】

レギュラー放送記念すべき第一回目のインドをリポートするのは、サッカー元日本代表・槙野智章さん。

辛いもの激弱な上にパクチー苦手な槙野智章さんが、この番組(特別番組での放送含む)でインドを訪問するのはなんと3回目!

1番最初に見つけた屋台メシは、バターをたーっぷり使った「ブレッドオムレツ」でした。

作る工程は・・・

まずは卵をボウルに割り入れる。その数15個!!そこにパクチー、タマネギ、青唐辛子、レッドチリも入れ混ぜ合わせる。

鉄板にはバターの塊をドーンッと!そしてバターたっぷりの鉄板に卵を流し入れる。
バターがたっぷりすぎて卵がバターにせき止められ、見た目はまるでもんじゃ焼きのようw

見た目もんじゃのオムレツ生地に、クルチャ(ナン生地に具材を入れたインドのパン)をつけて卵をまとわせたらクルチャはひとまず置いておいて、卵をひっくり返す。

オムレツが良い感じに焼けてきたところへ追いバター!チーズ!そしてスパイスマヨネーズ!!

オムレツの断片を重ねて重ねてその上にクルチャを乗せ、さらに追々バターのかたまりを鉄板にじゅわ〜と溶かして、さらにオムレツ&クルチャにも直接ぬりつけるというスタイルw

バターの量に槙野智章さんも思わず「インドの人たちってバターもらえるんですか?」w

そしてオムレツ&クルチャの追々バターの上に、追いパクチーと極め付けのバターのかたまりをトッピングして完成!

スペシャルオムレツ 約3982円(5〜6人前)

Mithilesh Ande Wala ミテイレーシュ アンデ ワラ
📍Opp, D-1, Jail Rd, Block D, Fateh Nagar, New Delhi, Delhi 110018
16:00〜24:00
火曜日定休

ミテイレーシュ・アンデ・ワラ」はこのあたりでは有名な店だそう。辛さが控えめで美味しいとインタビューを受けていたインド人もコメントしていました!

辛いのとパクチーが苦手な槙野智章産の口に合うのか!?いざテイスティング!

「うめぇ!!何これ!!」と第一声。

「噛めば噛むほどオムレツ感が出てくるし、バターで甘く感じるけれど、青唐辛子が効いているんで、甘い・辛い・甘いの三刀流!」とお気に召されたよう!

そして「インドの大谷翔平が現れたぞ!」のコメントに、「三刀流なのに?」「二刀流の時に使って!」とスタジオからツッコミの嵐でしたw

山のように積まれたオムレツとクルチャからバターのかたまりがじゅわ〜と、溶け流れ落ちるその様子は、「高カロリーでも良い!私も食べたい!!」と思わせる地元メシでした。

インド料理はカレー以外もある!といえどやはりカレーはマスト!休日ご褒美グルメの豆カレー【カリーチャワル】

お次は豆カレー「カレーチャワル」

大鍋で250kgもの豆カレーを作るとあって、仕込み開始は早朝4時から!早いですね!!

巨大な鍋に炒めたスパイス(クミン・コリアンダーシード・フェネグリーク)を投入!

ヨーグルト&水で豆粉を溶いたものを加えて・・・

そこへ、バター、ショウガ、塩、レッドチリ、ホウレンソウ、またヨーグルトを加えて煮込む。

さらにパクチー、青唐辛子も加えて煮込むこと1時間半。

その間に別で豆粉にクミン、コショウ、ナツメグ、コリアンダーシードさらにほうれん草とパクチーを加えて混ぜたものを揚げる。見た目は丸いドーナツのよう。

この揚げ物をカレーに投入します。

綺麗なキイロのサフランライスにカレーを盛り付けて完成!

カリーチャワル 約144円

Gabbar Kadhi Chawal ガッバル カリー チャワル
📍stella 1, jheel chowk, Rajgarh Colony, Seelampur, Shahdara, Delhi, 110031
9:30〜18:30
定休日なし

さて、テイスティングでどんな感想を持つのか!?

「バリうまいけど、俺の口にはあわない。酸っぱいのよ!鼻から抜ける酸っぱさある」と槙野智章さんの口には合わなかったようです。

ヨーグルトの酸味が結構効いているみたいですね。「酸っぱすぎる」という口コミもちらほらあったので、苦手な方も多いかもしれないです。

ちなみに、このお店をよく利用するインド人の青空理髪店のお兄さんはインタビューに「休日のご褒美にくるよ」と答えていました。

私は・・・食べないかなw

インド料理はカレー以外も!屋台のNo.1スイーツ 【ダウラト・キ・チャート】

お次は仕事の疲れを癒す牛乳スイーツ「ダウラト・キ・チャート」です。

インドで売店の横にはウォーターサーバーのようなものがあって、それは牛乳を売っているお店!

お金を支払い定員さんにボタンを押してもらうと、ウォーターサーバーのような機械から牛乳が出てくるという仕組み!

皆、家から牛乳を入れる容器を持ってくるのです。まさにSDGな販売方法ですね。

牛乳の量り売り店は新鮮で安いとインド全土で展開されているそうです。ちなみに牛乳1ℓは約101円。

インドは牛乳の生産量世界1位(FAOSTAT「Top 10 Country Production of Raw milk of buffalo 2022より)ですし、ベジタリアンが多いヒンズー教徒が約8割。

そんなインドだからこその牛乳スイーツなのでしょうか。

常連のお兄さんは「甘すぎずヘルシーでうますぎて毎日食べにくるよ」と、赤い帽子の耳かき屋のおじさんも「仕事の休憩時間に毎日食べにくる」と人気スイーツのよう。

そんな「ダウラト・キ・チャート」の仕込み開始も朝早く、というより深夜3時。早すぎる!!パン屋さんみたいですね。

大きな氷を入れた容器に大きなボウルを重ねて、牛乳、生クリームをかき混ぜること30分!ふわっふわで綺麗な白い泡ができる。

その白い泡を綺麗なドーム状にしていく。表面滑らか美しいドーム型になり、職人技!

白いドームの上に、先ほど取り分ていた泡に砂糖、サフラン水を混ぜた黄色い泡でトッピングしていく。

さらにその上からサフラン水と牛乳を混ぜた黄色いミルクをかけて、その上にはなんと!銀箔をトッピング!仕上げに固形コンデンスミルクをイタリアンのパルミジャーノレッジァーノのように削りかけ、アーモンドとピスタチオをちらせて完成。

屋台ではこれを小さな器に盛り付けクランチクッキーのようなコンデンスミルクの粉をかけて売っています。

ダウラト・キ・チャート 約181円

Khemchand Daulat Ki Chaat ケームチャンド ダウラト キ チャート

 

さてテイスティングの感想は!?

槙野「牛乳の泡を食べてる感じ。デザート感覚で食べれるけど、インドってめちゃくちゃ甘いイメージがあるからちょっと甘さが物足りないかもしれないですね」

店主「ミルクの風味を味わって欲しいから甘さは控えめに作っているよ」

耳かきおじさん「これが本当の味だよ。絶妙なバランスが素晴らしいんだ」

槙野「分かんないっすよね」

槙野にはダウラト・キ・チャートの良さは分からなかったようですw

ミルクの風味と甘さ控えめの絶妙なバランスの牛乳スイーツ、聞いた感じは美味しそう。

私も良さが分かるかは謎ですが一度食べてみたいですね!ちなみにこちらのスイーツは冬季限定なので食べたい方は冬のインドへ訪れましょう!

インド料理はカレー以外にもある!といえどやはりカレー!?旨辛酸っぱいカレー【チョーレクルチェ】

お次は、屋台の定番・豆カレー「チョーレクルチェ」

また豆カレーですね・・・

お店に並んでいたインド人にインタビュー!その方は、マーケティング会社の社長で「ムンバイに住んでいるけどyoutubeを見て初めてきた」とのこと。

インドでも有名なお店なんですね。

さてそんな「チョーレクルチェ」は・・・

サラダ油にトマト、タマネギ、パクチーを入れて炒め、さらにニンニク、ショウガ、トマトソースを投入。

そこに豆の塩ゆで、ガラムマサラ、レッドチリ、塩、パクチーソースを入れさらに煮込む。さらにタマリンド水を加える。(タマリンドと言う植物を使った甘酸っぱい調味料)

豆カレーを鉄板に入れ、タマリンド水、レモン汁、追いパクチー、チーズを加えて煮る?焼く?炒める?混ぜ合わせ、鉄板から取り出す。

今度は鉄板にトマトソース、溶かしバターを入れ、それをナンのようなインドのパン・クルチャに染み込ませる。

さらに鉄板でトマト、タマネギなど野菜を軽く炒め先程のパンを上にのせて野菜を蒸す。そしてトマトソースを含んだクルチャにパクチーを!

器に豆カレーと味染み染みクルチャを3枚くらいドーンっとのせ、あとは野菜を盛り付けて完成!

カレーって鉄板を使うイメージないですが、こんな作り方もあるんですね!

 

チョーレクルチェ 約90円

Yashpal Chole Kulche ヤシュパル チョーレ クルチェ
📍Mall Rd, Block C3A, Aai Residential Complex, Janakpuri, New Delhi, Delhi, 110058
9:00〜16:00
定休日なし

お皿から溢れんばかりのボリュームなのですが、それでこのお値段はお得すぎる!!
良い香り漂う豆カレーを早速テイスティング!

「うん、うん・・・」と頷きながら食べる槙野智章さん。そのお味は!?

「辛っ!!味は美味しいけど辛い!でもパクチーの嫌な感じはない。
バリうめぇけど・・・辛い!!」

豆カレーは辛いみたいですね。それとも槙野智章さんの辛さレベルが低すぎるか!?

ちなみにこのチョーレクルチェは、

チョーレ(Chole):スパイシーに調理されたひよこ豆のカレー
クルチェ(Kulche):クルチェはインドのパンの一種

が一緒に提供される屋台メシの定番です。

結局インド料理はカレーが1番!?ベジタリアンレストランのバター1kg【ハンディパニール】に槙野智章も大絶賛!

最後はたっぷりのバターとスパイスが最高!壺焼きチーズカレー「ハンディパニール」です!

この時点で既に美味しそうですね。お店の常連さんたちも「間違いなく1番美味しい!」とお墨付き!

そんな「ハンディパニール」の作り方は・・・

たっぷりバターにクミン、タマネギを入れて炒める。

ここで追いバター、そしてレッドチリ、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダーとカレーの定番スパイスが入りさらに炒める。

そこへヨーグルトと特製トマトソース、ショウガ、ニンニクを加えてグツグツと煮込む。

器の壺に溶かしバターと先程のカレーを入れ、パニールというインド風のカッテージチーズを入れる。

そしてさらにカレーを重ね、生クリームをかけ、アルミホイルでふたをしてインドの釜で焼くこと10分。

熱々の壺焼きカレー!これに、仕上げの追々バター!たっぷりバターをバーナーで溶かしかける。カレーに溶かしバターがじゅわ〜と流れ美味しい壺焼きカレーの出来上がり!

 

ハンディパニール 約590円

ANGEETHI TADKA BY MADAN アンギテイ タッカ バイ マダン
📍D-1, Shop No 3, Fateh Nagar, Vaidic Marg, Jail Rd, opp. Sukho Khalsa School, Tilak Nagar, Delhi, 110018
12:10〜24:00

「インドはベジタリアンが多いからバターで栄養素を補って力を出すんだよ」とお店のおじさん。なるほど、そう言うことなんですね!ちなみにこのお店は100%ベジタリアン向けのお店だそう。

様々な料理でバターをたっぷり使うインド。バターの生産&消費世界一位なのも頷けますね!

槙野智章さんも作っている途中ですでに「美味そう!」「これは期待できる」「良い香り!」と手応えありのハンディパニールですがそのお味は・・・!?

「バリうまい!マジで!優勝!!
ダントツ1番!!辛さの具合、バターの甘さ、辛い甘いがちょうど良いバランス!」

と大絶賛でした!!

溶かしバターがじゅわ〜と流れる壺焼きカレーは、本当に美味しそうでしたよ!これはもうインドに行ったら食べるしかないですね!

「インド料理はカレー以外も!【世界頂グルメ】に出た屋台飯を全部紹介!!」のまとめ

さて今回は「世界頂グルメ」に登場した5つのインドの地元メシをご紹介しましたが、いかがでしたか?

インド料理はカレー以外にもありますが、やっぱりインドといえばカレーなんだなと、改めて思いました。ただ、カレーも様々なカレーがあるので、飽きずに楽しめるのではないでしょうか。

インドへ旅行へ行く際は、ぜひ参考にしてください!

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